妄想爆裂です。て、いうかこれはもとからでは……。




自分に問いただすのはやめました。


今回は甘めで終了。砂糖菓子だよ。影鋼ですよ！








優雅に見えるけれど、お菓子作りには体力が必要である。

例えば、卵の泡立て。シフォンケーキは泡立てがポイントであり、きめ細かいしっとりしたケーキを作るためにはひたすら泡だて器を動かすしかない。

「と、いうわけだから……あんっ」
台所でメタルは戦闘用としては細めの手に泡だて器を握り締め、左腕でボウルを抱えるようにして、一生懸命泡立てていた。つい先ほど前は。

「なら、手を動かせばいいでよかろうが」
任務を終えたのかひょっこりと会いに来た自由気ままな恋人によって邪魔が入ってしまってからは、うまく手に力がはいらない。
はいるわけがない。

泡だて器が滑って泡が飛び跳ね、メタルの頬についたのが運のツキだったのかもしれない。
ぺロッと舐めてきたのだ、シャドーは。




それがスイッチとなり、シャドーは指先をメタルの唇に滑らせた。
小刻みに震える赤兎がこうして出来上がったのだ。
硝子細工の兎を思わせる繊細な美貌につい隠微な陰影を作り出す。

「ま、まて……せめてこれが終わってから！」
「これが、終わってからなら、いいでござるか？」

何を、とかあえて聞かない。

甘い、甘いシフォンケーキが出来たら、赤い硝子の兎を愛でましょうか？

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次回、この後を……！

って、いつ書くねん！　ｽﾊﾟコミ用の原稿を書いているって時に！

えっと、実は、うちのサークル、五月三日東京ビックサイトにて参戦が決定しています。メインジャンルは……ドラえもん（擬人化・女体化）ですけど、ロボットモノを中心に他作品からもモエ～とか、意欲があったら出しますよ、同人誌。とりあえず、ロックマン、だします。時間の都合上とネタ的にコピーですけど。（だって、Ｒ指定のまだ……うん、印刷所に持っていけないんです……まだ羞恥心残ってるので、微妙に）

配置は東３ホール　ム５８a　興味があったら遊びに来てください♪