というわけで２０１０年となりました～。
思えば……昨年はいろいろとありました……。
スパコミにいたり、冬コミにいたり……店番をブルーに任せ、ロックマンの同人誌を嬉々と買う雪子。
ま、相方は一日目に興味がないタイプなのでそれをいいことに買いあさったな……。
そして、　携帯小説家、Yukikoとしてデビューしたり……とけっこう楽しい年でした。

今年もまた更なる高みに歩もう……頑張ります、R１８を！
……載せる勇気ないくせに何言ってんだ！


で、つづきからは、テーマお正月！

「ん～、飲みすぎたか、俺……」
くらくらとする頭。悪酔いしたのか、がんがんと電子頭脳に不快な音が響く。
ゴーレム出稼ぎに行くとかいわれ続ける、ストーンマンが起床したのは朝の七時を過ぎていた。

ワイリー軍団一同が集まってもちネタを披露し、ドンちゃん騒ぎで年を締め括ったのは覚えている。
だが自分が眠るまでにはまだみんなそろっていたが今はもうまばら。


「あ、おはようございます、ストーン」
エプロンをつけて出来立てのお雑煮を持ってくるのはクリスタル。
「昨日は飲みすぎでしたからね……ストーンはおかゆのほうがよろしかったですか？」
「いや、正月はもちだろ」
あつあつのお椀をうけとり、箸をつける。

うまい。
だが味付けはクリスタルのものではなかった。

「メタル先輩ですよ。先輩、これだけは譲れないっていっていますから」
処女作メタルが年の初めの行事に手抜かりをしないのは有名である。大晦日のあの忙しい間に彼はお節はもちろん、このような雑煮もすべて作りおきをしておく。

そして後は汁をあっためて、もちを焼いて入れてしまえば出来上がり、ということか。

「博士は？」
「博士なら今年はターボマンに乗って初日の出を見に行きましたよ。あと車持ちや、速度についていける者もついていきましたね」
クリスタルは留守番を選んだ。それは悪酔いしてよったものたちの介抱や同じく留守番を選んだナンバーたちのお守りもする気である。

「そっか」
「で、ストーンマン。これ食べ終わったら、われわれと協力してくれますよ、ね」
拒否権はなしだよということか。
「まぁ、いいが……どうするつもりだ？」
「フフフ……とっても楽しいことですよ♪」
ガーネット色の瞳が微笑んだ。

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ちょっとつづきます。今日中にUPする予定です。