2024 11,22 13:41 |
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2009 06,29 23:41 |
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かるく、観方によってはR15を目指してみました。そにょ2! 「アアん、気持ちいい……」 スネークは甘えるように鼻にかかった声で喘ぐ。
声が響く風呂場で。 私の恋人は全身がほぼセンサーであり…・・・敏感である。 地底調査用として造られたためであるが――気をつけて、それこそ硝子細工を取り扱うように繊細に神経を研ぎ澄ませて触れていないとすぐ機嫌を損ねてしまう。 「はう……ジェミニ、お前ホント上手いわ……」 「それは光栄だな」 普段は捻くれているが、それは裏を返せば素直な自分を見せるのが苦手なだけ。恥ずかしがり屋さんといったほうが早いな。 だからこそ、素直にさせたくなる。 真っ赤に熟れた林檎のように顔を赤らめさせてやりたくなる。 どんな手を使っても。 スネークの感じるところを知り尽くした、開発した兄機はすっと、優しく触れる。 ビクッと身体を震えるが、抗わない。いや、今暴れれば自分が苦しいだけ。普段の暴虐な態度はどこにいったのやら……借りてきた猫のようにおとなしくなる。 「はっ、ん」 ねっとりとした液体の感触とそれを塗りたくるために入り込んでくるジェミニの指の感触が心地よく、ゆっくりと俺の中を掻き回してくれる。 恍惚でスネークの顔が緩む。 「気持ちいいか」 超低音の美声が浴槽のエコーつきでスネークのイヤホンを震わせてくる。 触られている辺りがうずうずしてくる。 「うん……もっと、激しくても、いい、よぉ……」 紅玉の瞳が物欲しげに快楽を与える主を見つめる。 「だめだめ。これ以上だと傷んじゃうからね。それだと日をかなり置かないといけなくなる」 「それは、たしかに嫌だな……」 「それに、こういうのもまたいいのだろう……スネーク」 優しく、ゆっくりと、馴染ませて……。 アップテンポもいいがたまにはこんな静かなバラードみたいな時間もほしい。 任務もあって疲れた身体に癒しを与えるような……ああ、だからか。 「ジェミニ……」 充満する。 身も、心も。 白い液体が、深緑の長い髪によく馴染む。 ブオー。 後はすっきり素早く髪を乾かすだけ。 「ホント、どうしてそんなに上手いのかね、髪を洗うの」 ナンバーズで髪の長い俺よりも上手いなんて……。 「ん? 決まっているだろう。気持ちいいからだって」 スネークのはにかむ笑顔がすき、だからね。 髪はファッションの一部だけではない。熱を効率よく排出するための装置でもある。髪が長いほど熱が逃れやすいからだ。一部例外的な者たちもいるが、それは室内の気温と予算の関係上……だったりする。 PR
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