2024 11,22 20:55 |
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2009 11,29 21:24 |
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冬コミに向けてメイン(ドラえもんズ)のほうは一冊印刷会社に頼み終え、いざロックマンを……と思ったら……書きたいことが……まとまんない! まだ時間があるとはいえ、ピンチです、自分。 ちなみにつづきからは影鋼。 いつもよりもぬるめです。(性的な意味で) 澄明な大気。趣のある檜風呂。湯気の向こうには満天の星。 まだ枝に残っていた紅葉がはらりと落ちて、舞い、水面に漂う。白濁したお湯の上で。 赤い葉が踊る先には朱色の盆。シャドーは湯に浮かべたそれからお猪口を取り上げ、中身をなめるようにして飲んだ。 程よい口当たりに喉が痺れる感覚。 「ん、美味いな」 東国の地の小さな町でしか作られていないという稀な日本酒。 パッケージの華やかな紅葉に思わず衝動買いしたものだったが、当たりをひけたことにシャドーの頬が緩む。 「ほう。なかなかだな」 すぐ側で賞賛の声。 薄靄に映えるのは桜色に肌を染め、やや険のある切れ長の瞳にはシャドーを吸い寄せる赤が宿す恋人。 ここはシャドーのからくり屋敷。 揺らぐ湯に肩を並べて当たり前だがお互い一糸纏わぬ姿で湯に浸っている。 徳利の中はすでに空。 お猪口の中が空になったら……シャドーに前から抱きかかえられる。 こんな関係になったのはいつからだろうか。 昔の己ならば嫌悪していただろう、行為。 色に溺れる。 だが、今となってはなくてはならない大切な儀式。 恋も愛も鼻で笑っていた時代のほうが信じられない。 メタルはシャドーの逞しい体に寄りかかり、紅い唇を相手のそれに軽く重ねる。 まだ残っている酒の匂いがする。 「ん、シャドー……」 酒のアルコールか、お湯の熱か……それとも恋人に欲情しているためなのか。 熱に浮かれた電子頭脳ではこれ以上考える余裕もなく、薄靄の中で二つの影が重なり合った。
うわ、ストーリー性が皆無! ん~、やっぱりストーリーがないと書いていて長続きしませんね……。 気をつけよう(自己完結)
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