2024 11,23 02:55 |
|
2009 05,04 23:51 |
|
無事五月三日スパコミ終了~。
いままで買えなくて涙を流したロックマンの同人誌を大量にゲットし(参戦したから一般よりも早く購入できたんだよね)読みふけっていました。 あ、やっぱりロックマン再燃して……よかったです。幸せです。 今回は双子蛇。 くっつくまえの片思い編。影、友情出演(笑) 綺麗すぎるものを見ると、そのまま愛でるよりも、いっそ壊すか犯すかしたくなる。 俺たちに内蔵されている「悪のチップ」のせいなのか? それとも俺が捻くれているからなのか? 好きなやつの気を引きたがっているガキ大将の心理というものか、俺はどうしてもお前をとことんまで追い詰めて……その、綺麗な顔がどんな表情を見せてくれるのかが、楽しくて仕方がない。 「ぎゃ~~~~~!」 3ボス集合住宅もとい、ワイリー基地(仮)の一室で、悲鳴が上がった。 音声データからジェミニマンのものだと判断すると、3ボスのリーダー格ニードルはほおっておく。 マグネットはいつものことかとニードルの湯のみにお茶を注ぎ足す。 ハードはまったく朝から面倒なことを起こすとぼやきながらも寝そべったまま。 タップはまたやったのかと、結果が出たら双方に聞いてせいぜい今回の悪戯も笑ってやろうと思っていた。 スパークはどうして、あのトリオはあ~なのかな~、でも仲がいいならいいかと心配もしていない。 「またお前らか、スネーク、シャドー!」 鬼気迫る勢いで追っかけてくるのはジェミニ。 それをニヤついた笑顔で逃げる、蛇に忍者。 「へへへ♪ 悪戯大成功~」 「引っかかったおぬしが悪いのでござる~♪」 3ボス問題児。クラスに一人は必ずいるようなトラブルメイカー。コンビなので被害は甚大。ジェミニにしてみればの話であるが。 ちなみに今日、ジェミニが引っかかった悪戯とは、ドアを引くとチョークの粉がいっぱい含まれた黒板消しが――ではなく、チョークの粉まみれのサーチスネークが降り落ちてきたのだ。 おかげさまで光沢のある自慢の体が粉まみれ。 「お前ら、どこからチョークの粉なんかを調達してきたんだー!」 ジェミニのツッコミ。 「企業秘密でござる~♪」 壁に撃ちかえってきたジェミニレーザーもなんのそのっと避ける忍者。 こちらの攻撃が全く当たらないので余計に、腹が立つ。 機動性をよくした二体では仕方がないとはいえ、腹が立つ。 重要なことなので二回言ったぜ、この野朗(怒)! パシャッ。 カメラのフラッシュ音。 ジェミニはその音のように目を向けると、スネークがデジカメで、撮ったのだ。 「ヒヒヒ♪ その面白い顔いただき!」 もちろん粉まみれのジェミニの顔である。 若手お笑い芸人ばりの面白顔をこの悪戯っ子が逃すわけがない。 綺麗好きで己の美しい体が大好きのナルシストにとってまさに記録を残されるのは屈辱。 ジェミニの目が限界まで見引かれる。 彼のそこからマグマのように絶叫が吹き上がってきた。 「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!」 それは聞くに堪えない罵詈雑言だったという。 「あはははははははは!」 あの後ジェミニとの本気の追いかけっこに勝利し、逃げ遂せたスネークが腹を抱えて転げまわっていた。 シャドーもスネークほどではないが笑いが止まらない。 「はぁ、はぁ」 ようやく何とか笑いを収め、スネークは起き上がった。 「シャドーやったな♪」 「ふむ。大成功でござる」 今日の戦利品であるジェミニの粉まみれの写真。 「では、ワイリー博士に頼まれた任務に行けるでござるな」 「まぁ、な」 好きなやつの写真をお守りにして。 これからスネークとシャドーは諜報活動のため数日間戻ることは出来ない。 だから、その前に……悪戯。 俺のこと、忘れないように。 一瞬たりとも忘れないように、強烈な印象を与えてやったんだ。 「まったく、スネーク殿も……。こんなことをせずにさっさと告白すればよかろうが」 「うっせ。お前みたいに上手くいくとはかぎらねぇんだよ!」 上手く行き過ぎたのは前に載せた小話で。 蛇は基本的にガキ大将です。でも、受け。 ギャルゲーで言うならば、幼馴染の女ガキ大将タイプ。 とことんまで好きな相手に嫌がらせをしては……数年たって飛びっきり美しくなって、しおらしくなって主人公に告白するという。 ギャップがね、激しいの、好きだから……、うん。 PR
|
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |