2024 11,22 20:36 |
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2010 04,01 22:00 |
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時間軸はW2。タイムマシーンを奪って未来に行ったワイリー博士。ロックマン→クイントになるまでの序章というか、とりあえず未来の自分に会うシーンです。小ネタでGoです! ここは未来の世界――ワイリーキャッスル内。 骸骨をモチーフにした外壁は変わらず、当にわしが来ることを知っているナンバーの案内によって丁重に今の主――未来のワイリー博士のもとに向っていた。 不気味なほど静寂で――薄気味の悪いのは好きなのだが、ここまでしなくてもいいのではないかと思ったしまった。 目の前の息子――メタルマンを見ると。 「博士の話からですと、迎えに来たのは私ではなかったそうです」 漆黒にカラーリングを変えた鋼。 まだこの時点で製作されていないのだからか、それともわしの趣味からなのか布をかぶっている未来の息子たちも気になるが、すでに製作したナンバーたちもまた黒を強調した装甲になっている。 「喪服、か?」 「ふふふ。ロックマンがいなくなった世界がその後どうなるか、なんて……一つしかありませんから」 背後からでは解らないが、おそらく凶悪に顔をゆがめている。 他のナンバーズからけらけらと笑い声が聞こえているが、皆狂気じみていて見ているこちらは気持ちのいいものではなかった。 わが子ながら……正直ぞっとした。 「ご安心ください。あなたの息子たちは我々とは違いますよ。なんせ私たちは……破滅を導くために戦地に向うのですから」 「破滅、だと?」 「はい。我々以外に必要がなくなったのですから……この世界は」 「……それがこの世界での答え、なのか?」 「はい。詳しくは説明できませんが……ここでは創造のために破壊を行う、そういう世界になりました。悪い話、ではありませんよ。我々には博士以外の人間が、まったく必要ないと判断しただけですから」 「ふん」 「未来は一つでもなく、決まっているわけでもありません。博士は博士の望む世界をお作りください」 その微笑み姿だけは、まだわが子に似ていた。 違う次元の博士であろうと、創造主には絶対的な忠誠心を持っているということか……。 「それに……いくら次元が違うといえども、弟たちを悲しませたくないのです」 この場にいない、ナンバーは……やはり……。 「……」 「けしてこの世界のことは言わないでください……もう一人のマスター」 「どうじゃ、未来のわが息子たちは」 たしかに強化されていた。 いかなる能力を身につけているのかまでは解らないが……世界を何十回も壊さない限り収まることもない殺気は正直いただけない。 「ふん。メタルもいっていたが必ずしもこの未来にはなるとは限らないのじゃろが!」 「ああ。そうだ。現にタイムパラドックスがおきていないじゃろ?」 「!」 手っ取り早くいうと同一人物が逢うことによって大爆発……が起きるというもの。 「未来といってもパラレルのほうに近いんじゃよ。今は……な。わしはあの時までロックマンに勝てなかっただけじゃ。あの時にロックマンに勝てていたら運命は180度変わるから、まだお前とは同一人物であるわけがない」 あの時、という言葉に妙に気になったが……。 「さて、このデータをやろう。もちろんロックマンを洗脳するプログラムも入っている。後の強化などはお前がやっておけ」 「……この未来のことは何も話さないつもりか?」 「無駄じゃろ。同じ時間軸になるとは限らんし。それに……未来を知るというのは読んでいる最中の推理小説の犯人を教えられるようなもの。不愉快極まりないじゃろ?」 皺が増えたわしはそういたずらっ子のように笑い、何かさびしそうな目でそして、期待する目でわしを見ていた。 で、ワ〇ダース〇ンへ……と、この未来はなります。はっきりいえば人類オワタ、です。 あの時、とは……考えていないわけではないのですが、確実にそのネタを持ってきたら長編にならないと無理です。小説家になろうに投稿ネタです。 そういえば……ヤマトマンのアクションがうまく練れずに連載停止状態ですけど……というか、ヤマトスピア(武器)の表現ってどうすればいいのよ!(壁にぶつかってます) と、それとはまったく関係なしにキリバンどうしよう……今回もコメントなし、でした。とりあえず、次回は5000で……(反省するきなし) PR
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