2024 11,23 02:20 |
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2009 05,24 22:27 |
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夜祭、後半戦で~す。
今回は……キスのみでお送りしたいと思います。 どうやら昨日がキスの日だったようですが……雪子は乗り遅れました☆ 影鋼だよ、無論ね。 一枚だけでもいいのでござる。後は、ちょっとした仕掛けをすれば……。 神主がスタンプの紙を直接ひき、番号を確認する前のほんの一瞬、紺色の風が吹いた。 神社の中庭。 緑の匂いが夜風にそよぐ。抽選の結果選ばれた殿方と共にはこの神社で働く巫女は大木の前にいた。 「こちらの大木がわが神社の御神体で……」 樹齢は一説では500年のケヤキ。 シンボルに選ばれたのは伊達ではなく、立派な幹を持ち、大量の葉を生い茂る姿は神々しい。 美しい巫女に案内されるのは男にとってこの上ないものであるな……。 夜祭 後半 「メタル殿、そのくらいでいいではないか?」 他人のフリは。 巫女装束のワイリーの処女機は案内嬢特有の客にこびた笑顔から、恋人のものへと変化させる。 「それも、そうだな」 どんな手を使ったのか大体よめるが……今はそんな野暮なことはいわない。 「せっかくの、久しぶりのデート……まぁ、三十分ぐらいしかないから、プチ、だけどな」 諜報活動を行っている恋人。 己だって、博士のサポートそして研究所に篭ることも多いのだから。 二人だけの時間は夜通しで酒を飲む以外は、微々。 まともに正面きって町を歩くのには抵抗があるし、静かな、人目のつかないこういう場所でなら……。 「少し、大胆でもいいだろう」 いたずらっ子みたいにメタルはピジョンブラッドの瞳を細め、妖艶にシャドーを見つめた。 ヒュ~。 ドどーん! パラパラパラ……。 夜空を飾る花火。 遠い空の中に咲く焔の花々によって銀髪は普段では考えられない赤、青、黄色と様々な色を醸し出していた。 代わる色彩は艶美で、ますますカメラアイを奪われてしまう。 そして、己の身に引き寄せたくもなる。アルバイトの貸衣装ということで派手なことは出来ないが……それでも、抱きしめ、恋人の体温を感じ取るのは悪くはない。 「シャドー……」 「――メタル殿、拙者……っ!」 一瞬ビクッとしたのはいわゆる反射的なものだったらしく、メタルはじっと抱かれるまま身を任せている。 いつもはマスクで覆い隠された、薄紅色の唇に己のそれを押し当てた。 そっと……軽く。合わせる、だけのつもりだったでござるよ。うむ……しかし、プルンとした唇の感覚を貪りたくなってしまったのは……他のどの場所とも違う、吸い付くような柔らかさ。 吸い、付いてもいいでござるよ、ね。 メタルの唇を吸いたて、温かく潤む口腔は深く舌をねじ込む。すべての歯をなぞるように舌を動かし、互いの潤滑液を混ぜては蜜を味わう。 背中をきつく抱き寄せ、OSを溶かすような甘い電気信号に酔う。 「ひゃっ……ん、あう……はぁ……ちょっと……ここ、まで……あん!」 メタルの媚声。 聴覚センサーから流れてきた……それ。 至福だが、シャドーの顔が険しくなる。 これ以上は理性がもちそうもないので……放すしかないのだと、冷静な決断が下されたのはすぐ。 「は、あ……危なかったでござる」 押し倒しそうでした押さないで済むギリギリの行為。 少し蛇の生殺しではあるものの……致し方ない。大体、セクハラの領域には足突っ込んでいるよ、この行為。 目の前が巫女が恋人かつ監視の目のないのが合わさっていなかったら、一発レッドカード。退場さ☆ 「そうだな」 いつもなら感じるところギリギリを責める愛撫がこの後待っていたものな。 「じゃ、この神社の歴史についての説明に戻る、か」 職務中の、あの顔に戻っていく。 でも……。 「仕事が、終わったら……拙者の屋敷にまで来てくれるか?」 恋人巫女は全身を袴と同じく朱色に染まっていく。 そして、もちろん頷くのであった。 これからの後始末があるのでなんだかんだといってメタルがシャドーの屋敷に着くのは午前3時だったりします。その間のシャドーさんは……メタルの巫女さん姿を色んな角度から見るため、影にコソコソ隠れて見守っていました。その後は……永久保存♪ しかも中にはドキドキの着替えシーンが……。 多くの巫女さんバイトと違いメタルだけ違う部屋で着替えていたので余計な被写体もなく、シャドーさん大満足です。 ……忍者のスキル、無駄使いですけどね。 では、次回は……長文のコネタに対する何かをアップしていこうかな。同時進行で。 でも、夜中のテンションもあるし……。 不定期更新ブログをこれからもよろしくお願いします。 PR
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