ぶっちゃけ、文字数が多すぎると、ここでうＰしきれなくなるからです。
自分で丁度いいな～と思ったところできったのに……ううう……（トラウマ）

長文は只今考察中。（最低でもオチは創っておかないと中途半端に終わるんだよね、これ。ＢＹ長年の経験から）


でも、夜のテンションがないわけもなく、影鋼、でいきます。（どこに！）　　星男もでるよ（脇役）
女装ネタだよ！　メットレスだよ！

それでも大丈夫ならどうぞ。
しかも前編。

あの、さぁ……。

星を象ったナンバー上は弟機が微笑む。
こういう顔をしているとき、なんらかしら無理難題を言ってくる――反射的にシャドーは身構えた。

「そんなに警戒しなくてもいいじゃないか！」
「今までの行いを思い返してみろでござる！」

たまたま任務先が海外だったからといって、その国の限定品をもってこいと頼み続けたのは誰でござるか！
前回のロシアの長者の列は寒かったでござる！

女性に混じってブランド物を買うのも抵抗があったでござるし！（これはスターだけではなく、ジェミニにも頼まれた）

しかも中には女装して安く買うときもあったでござる……忍法の無駄使いであった。



「あ～、今日はそんなんじゃない、ない」
ほら、エインパークで働いているの知っているだろ？
そこで屋台のメニューになにか追加しようっていうんだけど、ほら、ミーたちそんなに屋台のメニューに詳しくないじゃない？

「で、基地から近くの神社でお祭りというのがあるらしいから、そこの屋台で何か売っているか調査してきてよ、シャドー♪　それに当日の面白イベントの感想もレポートしてくれると嬉しいんだけど」
今後の参考に。

「なぜ、拙者が……」
「ん～、そりゃ～、ミーはそこでデートするから」
エスコートに重視しないといけないから、詳しく調べられないって。

「……」


夜祭（前編）




しかし、結局、シャドーマンはスターの口車に乗せられ、やってきましたお祭りに。
口と頭脳で相手には敵わないし、それに……メタルがこの祭りにいると聞いたら、いてもたってもいられない。
戦闘服から祭りに遭うようにと浴衣に着替えたシャドーが手にするのはスタンプラリー。
何で祭りの屋台で各種ポイントで判を押しつつ、屋台のメニューを購入せねばならないのか。

そんでもってなんで、なんで……メタルが……。

「巫女としてバイトしているでござるかぁああああああぁぁぁぁ！」













へっくしゅ。

「どうしたの、風邪？」
巫女のアルバイト仲間が心配そうに声をかけてくれる。
「いや、そんなはずは……」

だって、己は機械。金属１００パーセント、混じりけなしの。
銀色の髪を靡かせる、メタル。

ここは境内。

日当ということで少しでも家計の足しになることをしたいがために軽い気持ちで申し込んだ、神社のアルバイトであったが――何を思ったのか、自分は巫女として雇われたのだ。

神主……もとい、姿の警備員だったはずだ、はじめに聞いたときは。
ただ、メタルは自分で思っているよりも顔の造詣が整っている。
ワイリーの処女機ということもあり、まわりをギャふんと言わせてやろうと、ワイリー自身、メタルを最高の顔にしてやろうと当時力を入れたのだが――ここまで綺麗なものになるとは完成してから気がついたという。

中性的にしたのはより、神秘性を高めるため。
もともとロボットに性別なんかないし、悪の天才科学者としてのプライドの結晶がメタルのボディを反映させている。
戦闘能力も、見た目も、世界征服を掲げる者として申し分のない「息子」

マスクにしたのは、装甲が想定より弱いメタルを守るためと……軽々しく顔を見させないため。
一パック２９９円で売っている、めざしではなく、大トロなのである。
安々と見せるものではないのだ！

……の、メタルの顔を面接のときに見た採用担当の方が、時給を上乗せするから、巫女さんのほうにまわってくれと頼んだのだ。
なんだかんだといって、祭りもまたエンターテイメント。
客寄せのためのシビヤな戦いに打ち勝つために。

客とりパンダ……もとい、巫女としてメタルを推したのであった。




まぁ、今回限りだしと、メタルも赤字続きの経営難のワイリー研究所に少しでも潤いを与えられればと承諾。
現在に至る、である。



「それにしても、紅さんは綺麗よね」
紅とはメタルのここでの偽名。

「いえ、そんな……」
「ほんとよ、それにあなたのおかげで、夜店の売り上げがいつもの年の三倍にもなったのよ」

証拠にスタンプラリーの札の山
（世の中そんなに暇人ばかりなのか？）
メタルの顔が思わず渋る。

じつは……この中に限定なのだが……ここの巫女にこの神社の祭りの案内をしてもらえる――手っ取り早く言うと、デートです。

巫女さんと。

ある種の浪漫と願望が、聞き届けられるのです。

しかも、紅（メタル）が一番人気だったりする。

（はぁ……まぁ、軽く手を握ればいいだけのことだし……）
おさわり自由というわけでもなく、マニュアルには堅苦しい文字が淡々と書かれているだけ。
どうしてそこまで巫女に案内してもらいたいのか、わからないが。







しかし、確実に踊らされているのは一体いることは間違いない。

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女装練習期間、開催中。

いえ、ね、次の長文で女装ネタやりたくてね。うん。といいますか、一話目は既に出来ていたりするのですが。まだアップするよりもう少し……寝かせておきたいかな～と。
うん、うＰしますよ、今月中には。でも、このままでは長期連載停止中になってしまう恐れがあるのでもう少し練りたい、練習したいのです。

こだわり強いな、自分。